残業代等請求事件

事件番号

平成24(受)1475

事件名

残業代等請求事件

裁判所

最高裁判所第二小法廷

裁判年月日

平成26年1月24日

裁判種別

判決

分野

労働

結果

棄却

原審裁判所

東京高等裁判所

原審事件番号

平成22(ネ)4760

原審裁判年月日

平成24年3月7日

参照法条

労働基準法38条の2第1項

事案の概要

本件は,上告人に雇用されて添乗員として旅行業を営む会社に派遣され,同会社が主催する募集型の企画旅行の添乗業務に従事していた被上告人が,上告人に対し,時間外割増賃金等の支払を求める事案である。

判示事項

募集型の企画旅行における添乗員の業務につき,労働基準法38条の2第1項にいう「労働時間を算定し難いとき」に当たらないとされた事例

裁判要旨

募集型の企画旅行における添乗員の業務については,次の (1) , (2) など判示の事情の下では,労働基準法38条の2第1項にいう「労働時間を算定し難いとき」に当たるとはいえない。 (1) 当該業務は,旅行日程がその日時や目的地等を明らかにして定められることによって,その内容があらかじめ具体的に確定されており,添乗員が自ら決定できる事項の範囲及びその決定に係る選択の幅は限られている。 (2) 当該業務について,上記企画旅行を主催する旅行業者は,添乗員との間で,あらかじめ定められた旅行日程に沿った旅程の管理等の業務を行うべきことを具体的に指示した上で,予定された旅行日程に途中で相応の変更を要する事態が生じた場合にはその時点で個別の指示をするものとされ,旅行日程の終了後は内容の正確性を確認し得る添乗日報によって業務の遂行の状況等につき詳細な報告を受けるものとされている。

事件番号

平成24(受)1475

事件名

残業代等請求事件

裁判所

最高裁判所第二小法廷

裁判年月日

平成26年1月24日

裁判種別

判決

分野

労働

結果

棄却

原審裁判所

東京高等裁判所

原審事件番号

平成22(ネ)4760

原審裁判年月日

平成24年3月7日

参照法条

労働基準法38条の2第1項